Easy Delicious Homemade Pizza / 短時間発酵。本格的なホームメイドピッツア
nice thingsは「Good life with nice things(素敵なモノに囲まれたいい生活)」をコンセプトに、eat(食)、grocery(日用品)、skincare(スキンケア)、clothes(ファッション)、green(植物)を中心に「意識のある生き方、おしゃれなライフスタイル」を紹介。情報や流行に惑わされず、自分の判断で価値を見出し、生活に必要なもの、生活を潤わすものを選択していく「自分らしい生き方」を楽しむマガジン。
ナイスシングス6月号 FOOD&GATHERINGS連載より
Discovering Pizza!
今日も新しい一日が始まる。柔らかな陽がさすアトリエで、仲間たちを待ちながら料理を作るこの時間は、私にとってかけがえのない至福のとき。この日、仲間たちを迎えた料理は“Made in Wisconsin PIZZA”。ウィスコンシンに来るまで、ピッツアのことなどほとんど知らなかったのに、こちらに来てからは、ふとした時に「また、あの石窯ピッツアが食べたいなあ」とふんわり頭の中に思い浮かぶほど。
フランクロイド氏の自宅付近にある、週に一度だけオープンする、ホワイトスクールのストーオーブンピッツアも、アイデアがひらめくピッツアレストランのひとつ。1877年に建てられた古い校舎の中は、いまでも学校の面影が残っていて、大きな黒板に書かれたメニューには、ローカルオーガニックファームから採れたてのランプ、ケールやスクワッシュピッツアにグリーンサラダなど、旬の野菜がたっぷり食べられる。ホワイトスクールに来ると、どこか懐かしい気分になってしまうのと、たくさんの仲間にも出会えるのがうれしい。
WHITE SCHOOL PIZZA IN WISCONSIN
この土地でピッツアを作るには、どんな粉を使って、その上にはどんな食材が合うのだろう…。地元の友人たちが教えてくれる、その場所を目指すと、以前、Body+マガジンにも登場した、陶芸作家のジョーや、シンプルライフを楽しむアディー、木工作家のエド、オーガニックファーマーのエリックなど、パズルのピースをはめ合わせるかのように、おいしいものを知り尽くした仲間たちがいました。ちょっと大げさにいうと、「ピッツアと仲間たちがいれは、それでいい。」そんな、肩の力を抜いて、シンプルな休日を楽しませてくれる、ピッツアの魅力をお届けします。
気持ちのいい午後、鮮やかなブルースカイとグリーンが広がる景色を眺めながら、車を走らせ材料調達へ
Barn and Silo in WI
オーガニックファームのグリーンリーフや色鮮やかなカラフルベジーなど、ピッツアトッピングにルールは不要!
好きなベジーズを食べたいだけ加えて。
食べやすい大きさにひたすらチョップチョップ。
Rainbow Carrots
Underground Butcher Pepperoni& Finnochiona&Chorizo
トッピングには、ローカルグラスフェッドのミートのみを使い、丁寧にものづくりをおこなう、アンダーグラウンドブッチャーのペパロニを。
材料が揃ったら、いよいよピッツア作り。
毎回、いろいろな方法を試しながら焼いていますが、生地の中に入ったガスを外側に寄せるようにのばして、
麺棒で平にのばすより、手で伸ばし、外側に少し厚みを持たせた方がおいしい。
Windy Ridge Pottery's Joe made this stone oven.
いよいよ陶芸家のジョーが作った、ストーンオーブンでピッツアを焼く! 薪で焼き上げる、特有の香りが食欲をそそります。ほんの60秒ほどで焼きあがる薪窯の床の温度は、315℃、窯内は537℃ほど。ちょっと油断してしまうと、あっというまに焦げてしまいます(→Faild )。
Preparing Pizza
Pizza Recipes / ピッツアレシピ...
Margherita Pizza / マルゲリータピッツア
イタリアンピッツアの定番とも言える、モッツアレラチーズ、トマトとバジルを使った、マルゲリータピッツア。本来、薪窯で焼き上げますが、自宅で簡単に作れるようアレンジしました。
作業時間 40分 / 生地3枚分
<材料>
ぬるま湯 280cc
ドライイースト小さじ1.5
砂糖小さじ1
オリーブオイル大さじ1
⚫シーソルト小さじ1
⚫強力粉 210g
⚫薄力粉 210g
トッピング1枚分
トマトソース 大さじ4 / フレッシュモッツアレラチーズ 80g / フレッシュパルメザンチーズ(すりおろす) 10g
フレッシュバジル6枚 / エクストラヴァージンオリーブオイル 適量
<作り方>
1:ボウルに、ぬるま湯を加え、ドライイースト、砂糖を入れ、混ぜ合わせて5分ほどおいたら、オイルも加える。
2:混ぜ合わせた⚫を1のボウルに、1/2カップずつ加え、その都度、混ぜ合わせる。
3:粉(分量外)を振った台の上に2を取り出し、生地がしっとりまとまるまで、こねる。
4:清潔なボウルにオイル(分量外)を薄く塗り、3の生地をまるめていれ、ぬれ布巾をかけ、2倍の大きさになるまで、室温に、1〜2時間ほど置く。
5:4の生地を取り出し、生地を丸めながら3等分に切り分ける。
6:オーブンとピッツアストーンを260℃に温めておく。粉(分量外)をふった台に生地を取り出し、25cmほどの円形になるように、手のひらで、平に伸ばしていく。
7:トマトソースを塗り、パルメザンチーズ、モッツアレラチーズを全体に盛り付け、バジルをちぎりながら、全体にちらす。最後に、オイルを円をかくように軽くたらしたら、温めたピッツアストーンを取り出し、ピッツアを乗せ、オーブンで10~12分ほど焼く。
White Pizza with Tomato and Basil / トマト&バジルのホワイトピッツア
Rainbow Carrot Pizza / レインボウキャロットピッツア
nice things (ナイスシングス) 2016年 06月号 [雑誌] |
*レシピ詳細は、nice things.6月号をご覧くださいませ。
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